ココロの皮むき

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【傾聴力アップ】『おしっこちょっぴりもれたろう』には共感的理解を実践するヒントが隠されていた話

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こんにちは、どいつよしです。

 
 
今、巷で話題の絵本、ヨシタケシンスケ作『おしっこちょっぴりもれたろう』って知ってますか?
 
 
いつもパンツにおしっこをちょっぴりもらしてしまう"ちょっぴりもれたろうくん”が、自分と同じ「おしっこがちょっぴりもれて」困っている人を探しに町に繰り出し、いろんな人に関わっていく中で、人間関係について学んでいくお話しです。
 
 
この衝撃的なタイトルの絵本が、今、たくさんのご家庭で愛されているのですが、実はこの本には、心理カウンセラーの大切な態度のひとつ【共感的理解】のヒントになることが書かれているということに僕は気づいてしまったのです!
 
 
今日はそれについて、先におしっこしてスッキリしてから書いていきますね。
 
 
チョボボボボボボ・・・。
 
 

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カウンセリング・マインドをもったなかま

『おしっこちょっぴりもれたろう』には、ちょっぴりもれたろうくんの気持ちを理解してくれる素敵ななかまが登場してきます。
 
 
その名前とは・・・
 
 

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ドーン!!
 
 
 
 
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おしっこけっこうもれたろうくん!!
 
 
こちらもかなりファンキーな名前です。笑
 
 
けっこうもれたろうくんは、ちょっぴりもれたろうくんにとって一番の理解者なのであります。「いつもぼくのきもちをわかってくれた。」と、ちょっぴりもれたろうくんも言っています。
 

なぜ、きもちをわかってくれたと思えたのか!?

それはたぶん、おしっこがもれたもの同士ということもあります。
 
 
そして、それだけではないと、僕は考えたわけです。
 
 
だって、「きもちをわかってくれた」ということですから。
 
 
話し手が「わかってもらえた」と思えるかどうかは、聴き手に共感的理解があるかどうかだと、『心のメッセージを聴く 池見陽著』にも書いてあったことから考えると、けっこうもれたろうくんの話を聴く態度には、共感的理解がしっかりあったと言えそうです。
 
 
けっこうもれたろうくんが、おしっこがもれた量は違うけれど、ちょっぴりもれたろうくんが体験していることを「自分がこの人の立場だったらどう感じるだろうか」と、「あたかも自分の体験であるかのように実感することができていた」からこそ、ちょっぴりもれたろうくんが「いつもぼくのきもちをわかってくれた」と思えたのではないでしょうか。
 
 
 
以前、京大の偉い心理学の先生がこんなことを話されていました。
 
 
「クライエントのこころの痛み・苦しさを、自分のこころの痛み・苦しみと重ねて味わい理解する過程が共感的理解には必要である」と。
 
 
クライエントとは同じ心の痛みではないけれど、カウンセラーも人生の中で一度は心の痛みを体験しているはず。
 
 
心の痛みを体験したもの同士として、クライエントが体験している心の痛みを、「自分がこの人の立場だったらどう感じるだろうか」と「あたかも自分の体験であるかのように実感しようする」過程があることによって、クライエントは「この人は私のことを理解してくれている」と思えていけるということです。
 
 
けっこうもれたろうくんが、まさにその過程をやっていたのだと考えると、ちょっぴりもれたろうくんにとって、けっこうもれたろうくんは、カウセリング・マインドをもった、かけがえのないなかまだったということが言えますよね。
 
 

おわりに

いかがでしたか?
 
 
ちょっと、僕の想像(妄想?)が暴走して(ここ、韻を踏んでますw)、ヨシタケシンスケさんが本当に伝えたかったこととは離れてしまったかもしれません。
 
 
でも、けっこうもれたろうくんの姿勢は、カウンセリング・マインドが根底に流れていると思えて仕方ありません。
 
 
遠い街へ引っ越して行った彼の動向が気になるところであります。『おしっこけっこうもれたろう』で続編出ないかな〜。
 
 
まだ『おしっこちょっぴりもれたろう』を読んだことがない人は、ぜひ、一度目を通して頂きたいです!
 
 
そして、クライエントの話を、共感的理解の態度でもって聴くことができないという時は、【おしっこけっこうもれたろうくん】を思い出してみてくださいね!
 
 
あ、ちなみに、僕も"ちょっぴりもれたろう"です。笑
 
 

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