ココロの皮むき

産業カウンセラーとキャリアコンサルタントの資格を取得してから心理学にどっぷりハマっている日々の忘備録。アドラーとかSFAとか受講したセミナーのこととか読んだ本のから得た気付きとか。とにかく心理学に繋がることなんでも忘れないように書いてます。

対処法の効果的な聞き方をソリューションフォーカストアプローチセミナーで学んできた。 

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こんにちは。どいつよしです。 

2年目のソリューションフォーカストアプローチの講座も、はや4回目となりました。 

 

今回は、ソリューションフォーカストアプローチ(SFA)の技法のひとつ、コーピング・クエスチョン(対処法の質問)というのを学んできました。 

 

去年も学んでいるはずなのですが、居眠りしていたのか(汗)、あまり使い方を理解しておらず、今回の講座は「モノするぞ!」という意気込みで受講してきました。 

 

では、さっそく振り返っていきたいと思います。

 

コーピング・クエスチョン(対処法の質問)とは?

コーピング・クエスチョンは、クライエントが解決できない問題、どうしようもないと感じていることについて、「それでも、クライエントなりに頑張ってきた」という部分に光を当てようとする質問です。 

 

コーピング・クエスチョンに対する答えは、クライエントが自身のおかれている現状を客観的に捉え、クライエント自身で「意外にできているなぁ」と気づくことにより、自分で自分を認めてあげるセルフコンプリメントに繋がります。 

 

コーピング・クエスチョンの効果的な使い方

使い方としては、クライエントが、自身のとても辛い状況や、暗い話題をされた後で、 

 

「そんな大変な状況の中で頑張ってこられたのですね。それはどういうことで?」 

 

という質問の仕方をします。 

 

今回は、さらにもう一歩踏み込んで、 

 

「そういう対処をされてきたのですね。ちなみに、その原動力となったのはどういったことでしょうか?」 

 

というところまで質問してみると、より効果的であるということを教わりました。 

 

「原動力」と聞かれると、今まで気づいていなかった、内に秘めたパワーがあることに気付き、フツフツと湧き上がるものが出てきそうな感じがします。 

 

個人的には、「その原動力となったのは?」という質問は、「そんな大変な状況の中で頑張ってこられたのですね。」の後に続けても良いような気もします。 

 

話の流れやクライエントの状態に応じて、変えていくと良いのではないかと思いました。 

 

コーピング・クエスチョンでは傾聴が大前提

さて、今回の講座でもロールプレイを行いました。その中で、コーピング・クエスチョンを使うにあたっては、傾聴がとても大事になってくるということを実感しました。 

 

SFAを学んでいくと、さまざまな質問が手に入るので、短期解決を目指して、質問をすることに一生懸命になってしまいがちになりますが、その前提としても、傾聴はとても大事とのことです。 

 

特に、コーピング・クエスチョンを使用する場面と言うのは、クライエントがとても辛い状況にあることが多いです。ですので、まずは、クライエントの辛さをしっかりと受け止めてあげることが必要です。クライエントとの信頼関係が無い限り、どんな質問も力を発揮できません。 

 

また、コーピング・クエスチョンに対する答えは、必ずしもポジティブな内容であるとは限りません。その中でも、小さな希望の光を見出して、それをクライエントに返していくためには、しっかり傾聴することが必要です。 

 

産業カウンセラー養成講座で、ロジャーズの傾聴をみっちり教え込まれた僕のような人こそ、その聴く力を発揮しないといけないなと思いました。 

 

最後に 

いかがでしたか? 

 

今回は、コーピンク・クエスチョン(対処法の質問)について、学んできたことを振り返りました。 

 

どんなに辛くて暗い話題でも、その話題を勇気を出して語ってくれたことは、コンプリメントできる、クライエントの持っている力であるということを知りました。 

 

「質問に答えることさえしんどい状況の中でも、質問に答えて頂いた」ことについて、しっかりコンプリメントができるように、いつも心に留めておきたいと思います。 

 

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kokoronokawamuki.hatenadiary.jp

 

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